マミコのひとりごと。

面白かった本をご紹介致します

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

瀬戸内寂聴 夏の終り

「夏の終り」は4っの連作とみられる短編と、独立した「雉子」(キギス)という短編からなる著者の私小説です。 不遇な作家 慎吾は、妻子と染色を仕事にする経済力のある愛人 知子との間を規則正しく往復する生活を8年間も続けている。 そこに知子のかつての…

望月諒子 大絵画展

正月気分も抜けて日常生活が戻って来ました。 年末年始はどうしても忙しく、本は読んではいたものの、なかなか落ち着いてブログを書く気にはなれませんでしたが、また書いていこうと思います。 ロンドンのオークションで、ゴッホ作「医師ガシェの肖像」を日…