マミコのひとりごと。

面白かった本をご紹介致します

冲方丁 12人の死にたい子供たち

 冲方丁の 12人の死にたい子供たち の映画がテレビで放映されました。

 なんらかの悩みを抱えた少年 少女が、安楽死をするために廃業している病院に

集まり、結局生きることに意義を見つけて皆死なずに帰って行く という

まあそれだけの話です。本当に深刻な悩みを持つ子もいれば、ただただ勘違いを

しているだけの多感な子もいます。

 本を読んだ後の私の感想は、単純なストーリーをわざと小道具を使って

わかりにくくしている退屈な話 というものでした。

 なんでこれが直木賞の候補になったのか 全くわかりません。

 映画を見たら、もう少し面白くなっているかと期待したのですが、映画も原作に

負けず劣らず退屈でつまらないものでした。

 これからどうなるんだろう という緊迫感もないし、俳優が皆若くて演技が

未熟なのと、脇を固めるベテランの俳優もでてこないので、話がしまらない

のです。

 やはり、原作がつまらないと映画やドラマもよい作品にはならない 

ということですね。