マミコのひとりごと。

面白かった本をご紹介致します

東野圭吾 怪笑小説

 東野圭吾の短編集に怪笑小説 毒笑小説 黒笑小説 歪笑小説があります。

 皮肉やブラックジョークが効いていて、面白い作品が多いのですが、中でも私は、怪笑小説の中の 一徹おやじ という話が大好きです。

 息子をプロ野球選手にするために、小さい時から特訓(これがあまり役には立たない)を続けるおやじの話。

 息子にとっては、父親に強制されるがままの野球だけの青春時代であったが、大学4年の時に、ついにドラフトでなんとか指名されるまでの選手に成長する。

 狂喜するおやじ!でもその時、肝心の息子は...........?

 東野圭吾は、本格ミステリの第一人者ですが、時々こんなふざけた話も書きます。

 それがとっても面白い!

 笑いたくなると、本棚から昔読んだ笑える話を出してきて、読みながら一人でクスクス笑っている私です。