マミコのひとりごと。

面白かった本をご紹介致します

東野圭吾 あの頃 ぼくらはアホでした

 なんだか笑いたくなって あの頃 ぼくらはアホでした を読み返してみました。 

 東野圭吾は、1958年の大阪の生まれ。学年は私と同じです。

 私も5歳から大学卒業まで、阪急神戸線の大阪と神戸の中間あたりに住んでいたので、なんか親しみを感じます。

 このエッセイには、彼の小 中 高 大学 就職するまでの生活が書かれており、子供の頃に見ていたテレビ番組が同じだったり、待ち合わせの場所が梅田の紀伊国屋の前なんていうのも懐かしく感じられ、「どこかですれ違っていたかもしれないな」なんて思ってしまいました。

 特に面白かったのは中学時代で、随分ガラの悪い中学に通っていたらしく、球技大会は乱闘騒ぎになてしまい、身の危険を感じながら参加しなければならなかったようです。

 小学校の時の彼は、本を読むのが何より嫌い!読書感想文も指定された本を読み終えることが出来ず、「全部読めずにすみません」と書いて提出したということです。

 そんな彼が、次々にベストセラーを生み出す 超売れっ子作家になったのですから、人の人生なんて本当にわからないものですね。

 何処にも遊びに行けず、何かと気の滅入ることの多いこの頃ですが、こんな時は、思い切り笑える本を読んで、気分転換するのもいいかもしれません。